FIREを目前に控えて色々な事が頭によぎる。私は比較的高収入をこれまで維持できたが、感覚的に多分使えないな。お金はあるけど使えば、将来足りなくなるということを肌感覚で理解していた。先日は手取りの10%をずっと貯金し続けた場合と投資に回していた場合でどのくらいの資産形成ができるか計算した。そうすると、貯金だけでは2000万円、投資をした場合でも4500万円にしかならないと分かった。今回、大卒で働き、60歳でいったん定年を迎えるとするしそれまでの生活水準を維持するためには一体、何%を投資に回せば生活水準を下げずに生活できるか?をAIに計算させてみた。自分の肌感覚は20%~30%は必要なのではないかと思っていたがビンゴだった。38年間、手取りの20%強の投資で利回り4%であれば、生活水準を下げずに生活できるという計算結果がでた。以前の投稿でも書いたが日本においては家計貯蓄率4~5%程度なので、想像以上に老後は生活水準を下げないといけないということになる。それが嫌なら、副業などで手取りを増やす活動を自ら行うしかないという結論だ。逆に手取りの30%以上を投資に回すことでFIREが達成可能になるという裏返しでもある。そしてこれの意味するものは給料の多少に影響しない。高給取りだろうが、薄給取りだろうが関係ないことを意味する。高給取りは収入が多いことを過信して支出過多になりやすいだろう、そして一度上げた生活水準は元に戻せない。この法則は全ての人に当てはまる。手取りの20%以上を投資できない人は一生働くしかないということになる。
ここで強調したいのは、これは「制度」そのものが命じているわけではないということだ。制度が直接そう決めているわけではないが、結果的にそういう構造になっている。収入が増えても生活水準を維持するためには結局“使えない構造”に組み込まれてしまう。高収入でも低収入でも、この構造から逃れることはできない。だからこそ、もらったお金は使えない仕組みなのだ。
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